Stitchfiddleを使った図案化から色選び、刺し進めるときの注意点まで、アイアンマン風クロスステッチ作品の制作工程を詳しくまとめました。使用した布・刺繍糸・作業時のコツ、失敗しやすいポイントも紹介。大判作品に挑戦したい初心者にも役立つ内容です。
この記事では、
- 画像の選定とピクセル化
- 使用した材料
- 完成写真と仕上がり
- 制作中に気をつけたいポイント
をまとめて紹介します。

■ 1. 画像の選定(webから拾い画を使用)
最初のステップは、作りたいデザインを決めることでした。
今回は重複してしまった糸を消化するために、赤色をたくさん使いたいと考え、
Web上で構図と色のバランスが良い画像を選びました。
細かすぎるものだとクロスステッチに変換したときに潰れるため、輪郭がはっきりしていることが重要ポイントです。
選ぶ基準は次の3つ:
- 色の情報が多すぎない
- 影の範囲が分かりやすい
- 背景と人物の境界が明確
今回の元画像も、こうした条件に当てはまっていました。

■ 2. ピクセル画像への変換(Stitchfiddleを使用)
図案化には Stitchfiddle(無料で使えるオンラインツール) を利用しました。
↓無料で登録も必要なく使えます。
Stitch Fiddle | Online knitting and cross stitch chart pattern editor software
● 主な設定(上から順番に設定していってください。)
- Choose your craft → cross stitch(クロスステッチ)
- Floss → DMC(糸の種類。あとで手持ちの糸に合わせるのでなんでも可
- How to start → from picture(画像を参照)
- Fabric → Fabric 16-count(16カウントの布を使用)
- Squareにチェックを入れ、Sizeを64に。(64×64の正方形になります。)
- Colors(色数の上限) → 今回は20色程度に調整。ここは自由に。
- 最後にコントラストと明るさをとにかくいじって、運よく気に入った配色でスクショをとる!
下記は10色と25色の比較。
色の少ないシルキーちゃんので結構線に違いが出るので、
色が多い画像にするとコントラストと明るさの調整はかなり迷うところ。

特に色数をどれくらいにするかで仕上がりが大きく変わるため、色数の調整は試行錯誤が必要でした。
今回の作品は赤系が多かったため、
「似た赤が何種類もできる → 糸の見分けが難しい」
という問題が起きないよう、意識的に色を減らした図案を採用しています。
■ 3. 使用した材料(布・糸)
今回使った道具は手軽に揃えられるものばかりです。
● 布
- COSMO 16ct クロスステッチ布(白色)
細かすぎず、人物デザインの陰影を出すのにちょうどいいカウント数。
大きめの作品を作ると色のグラデーションがきれいです。
● 糸
- ユザワヤの98円・12色入り刺繍糸セット
実は、まったく同じセットを誤って2つ買ってしまったのが今回の出発点。
赤系の色をまとめて消化したいと思い、赤が中心のこの作品を選びました。
この「糸を消費するための作品選び」が結果的に大正解で、余っていた赤色をしっかり使うことができました。
● その他
- 刺繍枠(初心者セットについていたもの)
- 100均クロスステッチ針
- 糸切りハサミ
どれも手頃で、気軽に大判作品に挑戦できる環境を整えられます。
■ 4. 完成品の紹介(赤系シルエット作品)
完成した作品がこちらです。

図案を見たときよりも、実際に刺し進めると色の印象が大きく変わり、特に金色部分の階調が予想以上に美しく出たのが嬉しいポイントでした。
また、黒い部分の刺し面積が広かったため、ペース配分が重要でしたが、広範囲の単色刺しはリズムよく進むので意外と爽快でした。
・赤→黒の順で広い範囲から刺し進めていきました。

■ 5. 制作中に気をつけたいポイント
大判作品では、小さな注意が後の仕上がりを左右します。
● ① 糸の管理が必須
赤系の糸が何種類もあるため、糸巻きに番号を書いて管理しておくと間違いが減ります。
● ② 迷ったら“背景から刺す”のが安全
人物と背景の境界が曖昧になると全体がぼやけるため、
- 背景色 → 人物
の順で刺すと図案が安定します。
■ 6. 今回の作品から学んだこと
この作品を刺して感じたポイントは次の3つです。
- 色数は“多すぎないほうが表現が整う”
- ちょっと大きめの図案は16ctと相性が良い
- 大きめ作品はモチベ維持が最重要(毎日少しずつ進めていくのが楽しい)
「大作クロスステッチは難しそう」と思いがちですが、図案さえ決まれば作業は淡々と進むので、意外と挑戦しやすいジャンルです。
■ まとめ
今回は、大きめクロスステッチ作品の制作手順から完成までを紹介しました。
初心者向けの道具と手頃な刺繍糸セットでも、工夫次第で大作に挑戦できることを実感した作品です。
今後は、ほかの大判クロスステッチ作品も順次記事にしていく予定です。
途中経過の記事や別作品との比較記事も公開していくので、ぜひ楽しみにしていてください。
■ 関連記事
-
アイアンマンの刺繍缶バッジはこちら
-
刺繍に使っている道具まとめ

コメント