このページでは、パンチニードルで制作した『ジョジョの奇妙な冒険』のイギー作品を紹介します。作中でも前半と後半で作画が異なるイギーの特徴を活かし、表面と裏面で顔を変える二面デザインに挑戦。細かい刺繍部分を別パーツ化する工夫や、裏表を貼り合わせる際の難しさ、仕上げにキーホルダー化した工程・反省点もまとめています。

■ 1. イギーを選んだ理由
前作のベイマックス作品を完成させたことで、
「もっと複雑なキャラクターを作ってみたい」
という気持ちが自然と湧いてきました。
そこで選んだのが 『ジョジョの奇妙な冒険』のイギー。
イギーは作品の中で、
前半と後半で作画が大きく変わることが有名 なキャラクター。
この特徴を活かして、今回は
表面(前半作画)と裏面(後半作画)で顔を変える二面デザイン
というユニークな挑戦をすることにしました。
選んだ理由としては:
- 二種類の顔を作ることでパンチニードルの幅が広がる
- 前回より色数・形が複雑でレベルアップになる
- キーホルダー化したときにキャラ性が強く出せる
結果として「作る楽しさ」と「作品としての面白さ」が両立した題材でした。
■ 2. 使用した材料(前回から増えたもの)
前作ベイマックスに使った材料に加えて、今回は次を追加:
- 黒の毛糸(顔の色、輪郭強調・縁の仕上げに使用)
- 目と口を刺繍するための細い刺繍糸
- キーホルダー用パーツ
その他の材料はパンチニードル基本セットそのままです。
■ 3. 作業工程(番号付き)
1)デザイン決定(表面と裏面の作画違い)
- 前半作画の“ちょっとコミカルな顔”
- 後半作画の“精悍でカッコいい顔”
この二種類を別々に作り、貼り合わせる方法に決定。
2)ベースのパンチニードル部分を作る
イギーは白・黒の2色が必要で、
前作ベイマックスよりも色数が多く、形も複雑。
毛糸を刺す方向・密度・色の境界を慎重に調整しながら進めました。
3)細かいパーツは別パーツ化(前回の反省点から改善)
前作ベイマックスでは細かい刺繍部分が難しく埋もれてしまったため、
今回は 目や口など細かい部分を別で刺繍し、ワッペンのように貼る 方法を採用。
これがとても効果的で、
キャラクターの表情がくっきり明るく表現できました。

4)表面と裏面の二種の顔を作成 → 貼り合わせ
それぞれ別作品として作り、最終的に貼り合わせる構造に。
ただし、ここで問題が発生。
完全に同じサイズで作ったつもりが、微妙に大きさが違う…!
5)縁の仕上げ(黒糸で縫い合わせ・修整)
サイズの違いを隠すために、
貼り合わせ部分を 黒の毛糸で縫い合わせる ことにしました。
これによって:
- 形の違いが自然に整う
- まるでアニメの“主線”のようにキャラ性が増す
- 仕上がりが締まり、完成度が上がる
という良い結果に。
6)キーホルダー化
最後に金具を取り付けて、
表裏で顔が違うイギーのキーホルダー の完成です。
■ 4. 工夫した点
● 表裏で作画の違う二面デザインに挑戦
イギーの“作画が変わる”特徴を活かした、パンチニードルならではの構造。
● 細かい刺繍パーツを別で作る方式
目や口が埋もれず、キャラ性をしっかり出せた。
● 縁を黒の毛糸で仕上げ、主線のように整えた
デザイン性だけでなく、サイズ差の調整にも有効だった。
■ 5. 反省点(次に活かせること)
● 表裏のサイズ違い
貼り合わせる前提なら、
しっかり左右対称の型紙を作っておくべきだった と反省。
(貼り合わせるときは鏡のようになるため)
● 細かさが増えたことで作業時間が長くなった
その分クオリティは上がったが、
複雑作品は段階的に進める必要があると感じた。
■ 6. 完成してみての感想
完成したキーホルダーは、
表裏で違うイギーが楽しめる非常にかわいらしい仕上がり になりました。
パンチニードルの“ふわふわ感”と、
刺繍パーツの“くっきりした表情”が合わさることで、
キャラクター性が強く表現されています。
難易度は前作より高かったものの、
その分 満足感と学びが大きい作品 でした。
■ 7. まとめ
- イギーの“作画違い”を活かした二面デザイン
- パンチニードル+刺繍パーツの複合技法
- 色数が増え、形も複雑でレベルアップ
- サイズ差は黒の毛糸で縫い合わせて調整
- キーホルダー化でより日常使いできる作品に
パンチニードルの可能性を広げてくれる、挑戦的で楽しい作品でした。
■ 関連記事(内部リンク枠)
- 前回ベイマックスのパンチニードル作品はこちら
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