この記事では、SUZURIで展開している Poly Animal|Icon ジャーマン・シェパード について、
ローポリ表現で生成を行う中で発生した模様の解釈のゆれや、
生成後は自分で調整し形状を整えた過程を、制作ログとして記録しています。
自分好みかつポリゴン性を増したシェパードの制作過程を載せています。

今回扱う作品の概要
- 犬種:ジャーマン・シェパード
- シリーズ名:Poly Animal|Icon
- 表現方法:ローポリ表現(アイコン用途)
- ポーズ:正面座り
- 展開:SUZURIにて販売中
ジャーマン・シェパードは、
毛色のコントラストが強く、
模様の扱いによって印象が大きく変わる犬種です。
初期生成で確認できた模様の問題
初期の生成結果では、
シェパード特有の毛色・模様はある程度反映されていましたが、
以下の問題が確認できました。
- 黒い模様の配置が不安定
- 胴体と顔で模様の一貫性がない
- コントラストが強すぎ、ローポリ面が読みにくい

特に、
模様の黒い部分の割合が少し変わるだけで、
犬種としての印象が大きく変化する結果が目立ちました。
個体差が大きい犬種ゆえの判断の難しさ
ジャーマン・シェパードは、
個体ごとに模様の出方がかなり異なります。
生成を進める中でも、
- 背中の黒が広いタイプ
- 顔周りのみ黒が強いタイプ
- 全体に黒が薄く回るタイプ
など、
複数の解釈が混在する結果が出ました。
どの個体を基準にするかによって、
完成形の印象が大きく変わるため、
参考とする模様の方向性を定める必要がありました。
模様を大幅に変更した理由
最終的に採用した形では、
生成結果をそのまま使用せず、
模様を大きく組み替えています。
理由としては、
- 最終的にできたシェパードの形は気に入ったが模様がしっくりこなかった
- 何度も試行を繰り返すと形が崩れてしまう
- 形より模様を手直しするほうが容易である
結果として気に入った形のまま、
気に入った模様に手直しすることに決めました。
・調整前 ・調整後

足まわりで発生したポリゴン感の低下
もう一つ大きな調整ポイントが、
足まわりの表現です。
生成結果では、
- 足の面が滑らかにつながりすぎる
- 立体感はあるがポリゴン感が弱い
- 他部位と比べて情報量が中途半端
といった問題が見られました。
特にシェパードは脚が長く、
その分、面構成が曖昧になると
ローポリ表現としての輪郭が弱くなりやすい傾向があります。
足の調整で行った対応
最終的な調整では、
- 足の面を意識的に分割
- 角が分かる構成に整理
- 面の流れを単純化
といった対応を行い、
脚部にも他部位と同程度のポリゴン感を持たせました。
これにより、
- 全体の質感が揃う
- アイコンとして縮小しても形が読める
- シリーズ内での統一感が保たれる
状態に収まっています。
←若干丸みがある 面を作りポリゴン感を追加→

シリーズ内での収まりの確認
調整後のジャーマン・シェパードを
他のPoly Animal|Iconシリーズと並べて確認したところ、
- 模様の主張が過剰でない
- 足まわりの面構成が浮いていない
- 正面アイコンとしての安定感がある
という点で、
シリーズ内に自然に収まる形になりました。
模様の強い犬種であっても、
比率と配置を整理することで、
シリーズとしての統一を保てることが確認できました。
まとめ
- シェパードは模様の比率で印象が大きく変わる
- 個体差が大きく、基準設定が必要だった
- 生成結果から模様を大幅に再構成した
- 足まわりはポリゴン感が弱まりやすく、調整が必要だった
- 面構成を整理することでシリーズ内に収まった
この制作ログは、
今後、模様の強い犬種や脚の長い犬種を追加する際の
基準記録として残しています。
販売リンク
▶ SUZURI|Poly Animal|Icon(販売ページ)

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